
商用EV導入・運用のワンストップサービスを提供するeMotion Fleet株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:白木秀司、デニス・イリッチ、以下「eMotion Fleet」)はEVバスの充電および運行最適化を支える「EV運行・エネルギー管理システム(FMS/EMS)」の提供を開始しました。
本件に関してeMotion Fleetは、昨年8月より国土交通省「共創・MaaS実証プロジェクト」を活用し、伊予鉄バス株式会社(以下、伊予鉄バス)、四国電力株式会社(以下、四国電力)とともに、EVバスの充電および運行最適化に向けた実証事業を実施してきました。eMotion Fleetは同事業に実証パートナーとして参加し、実証を通じて事業所全体の電力需要や運行ダイヤを考慮した最適な充電制御を実現するEV運行・エネルギー管理システムを構築しました。
eMotion Fleetが開発した本システムは、運行中のEVバスの走行・充電データを随時、可視化しつつ営業所全体の電力使用状況をリアルタイムで把握し、複数の車両・充電器を統合的に制御することで、ピーク電力の抑制による電力基本料金の低減、充電作業の効率化を実現します。本システムは、実際の運行状況の変動に自動的に対応し、車両管理者の負荷を大幅に軽減するとともに、常に最適な運用と充電を実現します。これにより、脱炭素化と経済性の両立を図りながら、EVバス運行の安定稼働とエネルギー利用の最適化を支援します。
このたび、本システムが四国電力に採用され、伊予鉄バスの4拠点・21台のEVバスを対象にサービス提供を開始いたします。
eMotion Fleetは今後も、商用EVの導入・運用・エネルギー管理を一体で支援するソリューションを通じて、脱炭素化と経済合理性の両立を実現し、公共交通および物流分野の持続可能な発展と地域エネルギーインフラの最適活用に貢献してまいります。
【eMotion Fleet株式会社について】
eMotion Fleetは、日本・アジアにおけるモノ・ヒトを運ぶ事業者に商用EV導入および事業拠点の脱炭素化をワンストップで伴走支援するサービスプロバイダーです。ドイツ物流大手に23,000台、国内物流大手に500台の商用EVを導入した前身企業から創業メンバーが独立し、豊富なハンズオンの経験値を元に、事業者・自治体の商用EVフリートの計画・導入・運用を支援し、商用EVの稼働率向上、運用コスト削減、CO2削減に貢献します。
eMotion Fleetでは、脱炭素化と経済性を両立する電動モビリティの社会実装という、グローバルかつ喫緊の課題に挑む仲間を募集しています。エンジニア職・事業開発職など幅広く採用活動を行っています。詳しくは当社採用ページをご覧ください。
【会社概要】
社名:eMotion Fleet株式会社
本社所在地:東京都品川区東品川2丁目6−4 寺田倉庫G1ビル 2階
代表取締役:白木秀司 デニス・イリッチ
設立:2023年9⽉
事業内容:事業者向け商用フリート電動化ワンストップサービス/ 事業拠点の脱炭素化支援サービス/ 商用EVフリートマネジメント、アセットマネジメント
URL:https://www.emotion-fleet.com/
本件に関するお問い合わせ:info@emotion-fleet.com(担当:伊藤)




